先日、勝間和代さんの“突破力”セミナーに参加してきました。

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最前列を陣取りたかったのですが、
1列目はいわゆる記者席となっておりましので、
やむなく2列目の講演される方と通路を挟んですぐ隣の中央付近に座って、
講演をお聞きしました。

勝間和代さんのお話しを聞くのは、
今回が初めてですが、話し方も上手く、
内容も説得力があり、とても勉強になりました。

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困難や壁を突破するのに必要なモノはなにか。

勝間和代さんは3つを挙げておられました。

1,失敗する力
2,ゼロベース思考
3,コネ(深い信頼関係)


1,失敗する力

コンピューターは『何が正しいか』を教えることで、
その通り動くことができるが、教えられていないことは分からない。

例えば、コップとペン立ての違いが分からないため、
それぞれを個別にインプットしてあげて初めて理解する。

しかし、人間はというと、
『何が間違いか』を学ぶことで成長する。

そのため、できるだけ多くの失敗をすることが、
成長につながっていくことになるので、
失敗を恐れないことが成功への道となります。

2,ゼロベース思考

マッキンゼーで強く教え込まれることだそうです。

コレまでの経験や前提を全ていったん忘れて、
解決策を考えることが大事。

相手や自分の現在の状況をスタートとして考えるのではなく、
解決するための最善の手段は何があるかを考えられこと。

相手の意見を聞く際も
『こうあるべき』
『これが正解』
『こういうことだろうという思い込み』
を排除して、考えることが重要とのことです。

これは思っているよりずっと難しいでしょうね。

『思い込み』というのは、
自分が気づけないところにその解決の難しさがあります。

特に年を取られている方や、
経験を多く積んでいるという自負のある方ほど、
気をつけねばならないことですね。

3,コネ(深い信頼関係)

人脈というのは名刺の枚数のことではありません。
長く深いつながりを持つ人間関係のことです。

人間関係というのは累積になっております。
これまでどのくらい長く付き合っているかというのが1つの重要な指標になります。

そういった繋がりがあるときには、
自分がふと困ったときに手を差し伸べてくれる方が出てくるのです。

持論を展開し他者批判を繰り返して自己満足に浸る人は、
自らそのつながりを遮断してしまうことになり、
ひいては自らの成功を遠ざけることになります。

長くなりそうなので、今日はここまで。

【後編】に続く。。