【2026年最新版!】「奈良県公立高校内申点一覧」から合否判定と公立高校合格への対策完全ガイド

お子さんの公立高校受験を控え、内申点について不安を抱えていらっしゃる奈良県の保護者の方へ。この記事では、内申点の計算方法から各高校のボーダーラインまで、受験に必要な情報を総合的にご紹介します。
2026年度からの入試制度変更など最新情報も含め、志望校合格へのポイントを押さえましょう。

まずは、現状の成績から希望する奈良の公立高校に合格できそうか、弊社オリジナルの合否判定システムでチェックしてみてください!

奈良県の内申点の自動計算システム!

では、実際に内申点が何点なのか、計算して合否判定してみましょう!
弊社がオリジナルで開発した内申点の自動計算システムを使えば、内申点が瞬時に判明します。
使い方は簡単です。

奈良県の内申点の自動計算システムの使い方

1,1年生、2年生、3年生のの通知表の合計点を選択してください。
2,【内申点を計算する】をクリックしてください。
3,144点満点中のあなたの内申点の合計点が表示されます。
4,志望する奈良県の公立高校とコース(学科)を選択
5,内申点と偏差値を入力
6,【判定する】をクリック

これを活用すれば、現状の合格判定と、志望校までの必要な内申点と偏差値を簡単に把握できるでしょう。

合格判定では内申点と模試の偏差値を組み合わせて判断します。
多くの塾や予備校では、これらのデータから合格可能性をA〜Eなどのランクで示す合格判定システムを提供していますので、それに習って当塾でも合否判定をAからEまでの5段階で判定いたします。

奈良県の内申点の付け方が変更になる予定になってからおそらく日本で始めての合否判定システムです。

内申点計算ツール




計算方法について

奈良県公立高校の内申点は以下の計算式で求められます。

  • 1年生の得点 = 「主体的に学習に取り組む態度」の3段階評価×9教科(各27点満点) × 1
  • 2年生の得点 = 「主体的に学習に取り組む態度」の3段階評価×9教科(各27点満点) × 1
  • 3年生の得点 = 5段階評定×9教科 × 2
  • 内申点合計 = 1年生の得点 + 2年生の得点 + 3年生の得点

※3年生の得点は2倍になることに注意してください。

合格判定計算機





内申点と模試の結果から見る合格可能性の判断方法

合格可能性の判断は、以下の3要素で行っております。

1. 内申点:志望校の過去の合格者の内申点と比較
2. 模試の偏差値:志望校の合格者平均偏差値と比較

これらを総合的に判断し、以下のように合格可能性を評価します。

合格可能性を評価基準

• Aランク(合格可能性80%以上):内申点・偏差値ともに志望校の安全圏を上回る
• Bランク(合格可能性70%程度):内申点か偏差値のどちらかが志望校の安全圏をやや下回る
• Cランク(合格可能性50%程度):内申点・偏差値ともに志望校の安全圏をやや下回る
• Dランク(合格可能性30%程度):内申点・偏差値ともに志望校の合格圏を下回る
• Eランク(合格可能性30%程度):内申点か偏差値のどちらかが志望校の合格圏を大きく下回る

奈良県の内申点計算方法と最新の変更点

内申点の計算方法

奈良県の公立高校入試では、内申点と当日の学力検査の合計点で合否が決まります。

2025年度(令和7年)入試まで

内申点:学力検査=135点:250点
総合点:385点満点 内申点比率:35%

2026年度(令和8年)入試以後

内申点:学力検査=144点:250点
総合点:394点満点 内申点比率:36.5%

内訳としては、以下のように変更になります。

2025年度(令和7年)入試までは、

中2:通知表の評定5段階評定×9教科(45点満点)
中3:通知表の評定5段階評定×9教科×2倍(90点満点)
合計135点満点
※中1の成績は内申点に含まれない

2026年度(令和8年)入試から

中1:「主体的に学習に取り組む態度」を3段階評価×9教科(27点満点)となり、
中2:「主体的に学習に取り組む態度」を3段階評価×9教科(27点満点)
中3:成績の5段階評定×9教科×2倍(90点満点)
合計144点満点
※中1と中2は『成績』ではなく『主体的に学習に取り組む態度』が評価対象になった

奈良県の公立高校入試は、内申点の比率が低いため、学力検査の配点が大きく見えます。
しかし、後で詳しく書きますが、実際には学力検査では点数差がつきにくい傾向があるため、内申点の影響が合否に大きく影響を与えるのが特徴です。

例えば、内申点が100点前後あれば偏差値50前後の高校を、135点以上あれば偏差値65を超える奈良高校、畝傍高校、郡山高校などの難関校を目指せる可能性が高まります。

奈良高校の内申点ボーダーと合格する確率

奈良高校のような県内トップ校では、内申点のボーダーは非常に高く設定されており、過去の傾向から考えると、奈良高校では内申点139点以上が合格ラインと考えられます。

しかし、内申点が足りなくても学力検査で挽回できる可能性はあります。
学力検査で95%以上の得点率を達成できれば、内申点が若干不足していても合格のチャンスがあります。

奈良県の公立高校の入試の3大変更点

内申点は、中学1年生から対象となる上に「主体的に学習に取り組む態度」が評価対象に

中学1年生、2年生の内申点評価が成績ではなく、「主体的に学習に取り組む態度」という理解しがたい項目になってしまったため、いったいどういうことに気をつければいいのかもよくわからないという意見をいただきます。

そこで、「主体的に学習に取り組む態度」の評価に関するガイドライン(奈良県教育委員会事務局 学ぶ力はぐくみ課)に書かれている内容から紐解いてみたいと思います。

「主体的に学習に取り組む態度」の評価のポイントⅠ

〇粘り強く取り組む態度の視点に加え、自己調整を図る中で、知識及び技能を習得しているかといっ た「知識・技能」「思考・判断・表現」の観点からの学習状況も踏まえ、評価する。
〇「知識・技能」「思考・判断・表現」の観点に関わる児童生徒の学習状況と照らし合わせながら学習 や指導の改善を図ることが重要。

「主体的に学習に取り組む態度」の評価のポイントⅡ

〇学期末や学年末等の大くくりの期間で評価した際、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習 に取り組む態度」の各観点の評価結果がばらつくこと(「CCA」や「AAC」等)は考えられない。
〇単元末等の評価の結果として、各観点の評価にばらつき(「CCA」や「ACC」、「CAA」や「ACA」等)が見られる場合は、 その原因を検討し、速やかに学習や指導の改善を図ることが必要。

引用:「主体的に学習に取り組む態度」の評価に関するガイドライン(奈良県教育委員会事務局 学ぶ力はぐくみ課)

はい。
よくわかりませんね(笑)

そこで、中学生のお子さんをお持ちの保護者の方に向けて『主体的に学習に取り組む態度』の評価について分かりやすくお伝えします。

『主体的に学習に取り組む態度』とは?

これは、2017年(平成29年)に改訂された学習指導要領で重視されるようになった評価観点の一つです。単に「やる気があるか」や「熱心に取り組んでいるか」だけを見るものではありません。

具体的に何を評価しているの?

この態度は主に次の2つの側面から評価されます。

粘り強く取り組む姿勢

知識や技能を身につけようと頑張る姿勢
思考力や表現力を養おうと努力する様子

自分で学習を調整する力

自分の理解度を把握する
学び方を工夫する
つまずいたら別の方法を試す

昔の「関心・意欲・態度」との違いは?

昔の「関心・意欲・態度」の評価では、時に「手を挙げる回数」や「ノートの取り方」といった形式的な面が重視されがちでした。
一方、新しい「主体的に学習に取り組む態度」では、形式ではなく「学習に対する意思的な側面」が重視されます。

つまり、内面的にどのように学びに向き合っているかが大切になります。

『主体的に学習に取り組む態度』はどのように評価されるの?

評価の方法としては:

●授業中の発言や行動
●ノートやレポートの内容
●ペーパーテストの解答
●自己評価や相互評価

などが総合的に見られます。

重要なのは、単に「手を挙げたから」「ノートをきれいに取っているから」良い評価になるわけではないということです。内容の質や、学習の過程で見られる工夫や努力が評価されます。

親としてどうサポートすればいいの?

お子さんが自分で学習の計画を立てることを促す
分からないところがあったときに、すぐに答えを教えるのではなく、自分で調べる方法を一緒に考える
学習の結果だけでなく、過程での工夫や努力を認める声かけをする
失敗したときに諦めずに、別の方法を試すように励ます

学校では「知識・技能」「思考・判断・表現」そして「主体的に学習に取り組む態度」のバランスを大切にしています。お子さんが単に知識を詰め込むだけでなく、自ら学ぶ姿勢を身につけられるようサポートしていきましょう。

そのうえで、3段階評価(A=3点、B=2点、C=1点)のスコアで、9教科の合計点が内申点となります。

現在の「特色選抜」「一般選抜」を「共通選抜」に一本化

「特色選抜」「一般選抜」を「共通選抜」に一本化

引用:令和8年度以降の奈良県立高等学校入学者選抜基本方針(案)(令和3年2月13日 奈良県教育委員会)

これまで2月中旬に特色選抜、3月中旬頃に一般選抜でしたが、3月上旬に共通選抜に統一されました。
この変更は原則として、すべての学校に適用されます。
また、これまで特色選抜では3教科(国・数・英)のみの受験で済んだ学科・コースも、5教科受験が基本となるため、学力検査の対策も5教科が必要となります。

それに伴い、一次選抜で合格者数が募集人員に満たなかった学科、コースにおいて3月の下旬に2次募集を実施することになりました。
選抜方式は、に基づいて選抜するため、個別の学力検査は行われません

①調査書
②一次選抜の学力検査の得点
③面接の結果

ただ面接が入っているため、1次選抜で不合格だった場合には早急に2次選抜の面接対策が必要になるでしょう。

また、専門学科や特色あるコースでは、出願者が募集人員を満たしていても、募集人員の一部について第2希望者を含めた合否判定が行われる場合もあります。

第2希望校申告を導入

なお、2次選抜は、1次選抜で不合格が分かってから出願するのではなく、第2希望校の申告という形で、1次選抜に合わせて申告する必要があります。

注意事項は次のとおりです。

出願は定時制課程に係る選抜を含め一人あたり第1希望、第2希望の2校までできる。
ただし、下記に示す出願はできない。
ア:第1希望、第2希望とも普通科である場合
イ:第1希望と第2希望が同じ学校である場合

上記より、普通科の連続はNG、同じ学校もNGなので、例えば奈良高校にどうしても行きたいと考えていても、第1希望、第2希望ともに奈良高校を出願することはできません。
第1希望に一条高校(普通科)、第2希望奈良国際高校(総合英語科)のように学科と学校を変える必要があります。

主要な奈良県公立高校の内申点ボーダーと合格最低点

内申点レベル別に受験可能な高校一覧と内申点のレベル別に受験可能な高校の目安は以下の通りです。

内申点139点以上(オール4.7以上)

• 奈良高校
• 畝傍高校

内申点128〜138点(オール4.1〜4.6相当)

• 一条高校
• 郡山高校
• 奈良北高校
• 高田高校

内申点117〜127点(オール3.5〜4相当)

• 国際高校
• 橿原高校
• 生駒高校
• 桜井高校

内申点96〜116点(オール3相当)

• 奈良県立大学附属高校
• 高田商業高校
• 高円芸術高校
• 香芝高校

内申点85〜95点(オール2相当)

• 法隆寺国際高校
• 大宇陀高校
• 高円芸術高校

内申点を効果的に上げるための対策法

内申点を効果的に上げるためには:
1. 定期テスト対策の強化:内申点の基本は定期テストの結果です。2週間前から計画的に対策を行いましょう。
2. 提出物の徹底管理:提出物は必ず期限内に提出し、丁寧に仕上げましょう。
3. 授業態度の改善:積極的に発言し、ノートをきちんととりましょう。
4. 実技教科の重視:音楽や美術、体育なども内申点に含まれます。実技教科も手を抜かないことが重要です。
5. 補習や質問の活用:わからないところはそのままにせず、先生に質問する姿勢が評価されます。

奈良の公立高校は内申点オール3ならどこに行ける?

内申点がオール3の場合、合格可能性が高い高校は以下の通りです。
• 奈良県立大学附属高校
• 高田商業高校
• 高円芸術高校
• 香芝高校

国際高校なども学力検査で頑張れば合格の可能性がありますが、生駒高校や奈良北高校などは厳しいでしょう。
しかし、例えば内申点は悪いけど、模試の偏差値が65以上というアンバランスな実力ならあるいは逆転のチャンスもあります。

内申点がオール4で行ける可能性のある奈良県の公立高校?

• 奈良北高校
• 高田高校
• 国際高校
• 橿原高校
• 生駒高校
• 桜井高校

郡山高校や一条高校も、学力検査で好成績を収めれば合格の可能性があります。
ここから上位の高校になると、学力検査での逆転するには9割以上は得点しないと厳しいです。
しかし後ほど書きますが、学力検査で差がつきやすい科目があるため、そういった科目で高得点を取れるような対策を行っていれば逆転のチャンスはあります。

内申点が低めでも奈良で公立高校合格を目指す対策

公立高校入試の平均点から見る当日試験での必要得点

奈良県の公立高校入試では、学力検査の平均点は比較的高い傾向にあります。
こちらをご覧ください。

[注] 総合平均点については、5教科型250点満点の受検者のデータのみを掲載。( )内は標準偏差。
年度
教科
全  受  検  者 合 格 者
国 語 社 会 数 学 理 科 英 語 総合平均点 総合平均点
平成31年度 32.2
(7.8)
31.2
(11.2)
27.2
(9.5)
27.9
(9.6)
33.6
(11.4)
152.9
(44.3)
155.0
(44.3)
令和 2 年度 33.3
(7.6)
33.3
(10.9)
25.4
(10.1)
32.9
(11.3)
31.1
(11.7)
156.7
(46.2)
156.4
(47.0)
令和 3 年度 34.4
(8.1)
34.7
(9.0)
27.6
(9.4)
32.3
(10.1)
34.9
(11.6)
164.7
(42.9)
164.4
(43.6)

奈良県公立高校の総合点グラフ(平均点と最頻値)

引用:令和3年度奈良県公立高等学校入学者一般選抜学力検査の結果について(奈良県)

全体の平均点、最頻値ともにかなり右側、つまり高得点寄りに歪んでいることが分かります。
つまり、奈良の公立高校の学力検査では、難問奇問で落とそうという試験ではなく、基本的な知識がしっかり身についているかを確認している試験であることが伺えます。

最頻値

データの中で最も頻繁に出現する値のことで、言い換えるなら、折れ線グラフで表現した際、一番高い山ができる値のこと

しかし、科目ごとに見ていくと逆転のヒントが見えてきます。

学力検査で逆転を狙いやすい科目1:数学『数学が得意だと逆転の可能性は大きく高まる』

奈良県公立高校の学力検査_数学の平均点と最頻値

他の科目の合格者平均点が6割を超えている中、数学の合格者平均点は5割にとどまっています。
また、合格者の最頻値でも7割に届かない程度です。

平均点が低く高得点も少ないということは、数学が得意な人は逆転が狙いやすい科目ということになります。
9割(45点)以上となると、ほぼゼロに近いため、数学だけが東大寺学園や西大和学園レベルなら逆転は現実的になってきます。

学力検査で逆転を狙いやすい科目2:理科『全ジャンルをまんべんなく基本事項を押さえておくと合格率が高まる』

奈良県公立高校_理科グラフ(最頻値)
年度により合格者平均と最頻値のバラツキが大きいことが分かります。

理科は物理、化学、生物、地学とジャンルの範囲が広いため、どのジャンルが出題されるかで得点が大きく変わります。
だからこそ、全ジャンルをまんべんなく基本事項を押さえておくと安定的に高得点を取れるようになり合格率が高まります。

学力検査で逆転を狙いやすい科目3:英語と社会『難問対策よりも基本的な問題でミスしないこと』

奈良県公立高校_英語グラフ(平均と最頻値)

奈良県公立高校_社会グラフ(平均と最頻値)
英語と社会の共通点は平均値が安定的している上に、8割以上の高得点者が多いことが特徴です。

特に英語に関しては、10%~20%が9割以上の得点を取得していることからケアレスミスが合否に大きく影響します。
標準偏差(得点のバラツキ具合)を見ても、11.4、11.7、11.6と安定的に高い数値です。
ここから分かることは、基本的な問題が多く、ミスで失点して差がついているということが伺えます。

そのため、英語と社会は難問をできるようになることよりも基本的な問題でミスしないことがポイントになります。

学力検査で逆転を狙いやすい科目4:国語『基本的な問題+αまでを押さえて8割取れればOK』

奈良県公立高校_国語グラフ(平均と最頻値)
超高得点が少ない代わりに最頻値が7割から8割り程度と高い点数で安定しています。
その上、標準偏差(得点のバラツキ具合)を見ると、7.8、7.6、8.1と低い数値です。

全科目の中で最も平均点付近に集中していることが分かります。
つまり、高得点は取りやすいが満点は狙いにくく戦略が立てづらい科目です。

そのため、8割を確実に取りに行くことを目標に勉強を進めましょう。

全体をまとめますと、志望校の合格ラインに達するためには、
奈良、畝傍、郡山といったトップ校では学力検査で85〜90%以上
一条、高田、奈良北といった上位校では75〜80%以上
中堅クラスの高校では、65~75%の得点が必要になるケースが多くなります。

内申点が志望する奈良県の公立高校の目安より低い場合の対策

1. 学力検査の平均点が低い数学、理科の強化
2. 学力検査の平均点が高い英語と社会でミスを無くす
3. 私立高校や第2希望校として、より合格可能性の高い学校で合格を得ておく

この3点がポイントになります。

奈良県公立高校の教科別の入試傾向と対策

【英語】

●傾向
長文読解:4問中3問が長文(約410語)
英作文:15〜20語程度のテーマ作文が出題

●対策
長文:解くスピードを意識した練習と頻出形式への慣れが重要
英作文:自分の知っている表現を使って簡潔に答える力をつける

【数学】

●傾向
図形の証明問題:記述式で毎年出題
小問集合:全体配点の4割を占める基礎問題群

●対策
証明問題:書き方の練習を繰り返し、解法の流れを理解する
小問集合:各分野の基本問題を速く正確に解ける力を養う(重要な得点源)

【国語】

●傾向
会話・発表問題:発言の効果や意図を問う問題が出題
作文:150字程度のテーマ型作文が出題

●対策
会話・発表問題:解法のコツをしっかり押さえて練習する
作文:与えられた素材から自分の意見を導く構成力と表現技術を身につける

【理科】

●傾向
化学分野:水溶液・気体に関する問題が頻出
生物分野:遺伝・細胞分裂に関する問題が頻出

●対策
水溶液・気体:質量パーセント濃度の計算、溶解度グラフの読み取り、気体の性質を習得
遺伝・細胞分裂:メンデルの法則、植物の根の成長実験、細胞分裂の過程を理解

【社会】

●傾向
記述問題:複数資料の読み取りと文章記述(得点差が出やすい)
融合問題:複数分野を横断した総合的な大問が出題

●対策
記述問題:資料読解と記述問題の反復練習で解法を身につける
融合問題:地理・歴史・公民の基本事項をしっかり理解することが解決の鍵

総括:奈良県公立高校内申点一覧を活用した合格への道筋

奈良県の公立高校入試では、内申点が合否を大きく左右します。特に2026年度からは中学1年生からの成績も内申点に含まれるため、早い段階からの計画的な学習が重要です。

志望校合格のためのポイント

1. 内申点の重要性を理解する:入試全体の35〜37%を占める重要な要素
2. 計画的な学習:中学1年生から内申点を意識した学習を行う
3. 定期テスト対策:学校の定期テストで高得点を取るための対策
4. 提出物・授業態度:「主体的に学習に取り組む態度」を高く評価されるよう心がける
5. 志望校研究:自分の内申点・学力に合った志望校選び
6. 学力検査対策:不足する内申点を補うための学力検査対策
7. 併願戦略:公立第二志望や私立高校も含めた受験計画

入試制度は2026年度から大きく変わり、中学1年生からの成績が対象になるだけでなく、選抜方法も「共通選抜」に一本化され、第2希望校申告も導入されます。この変更を理解し、早めに対策を立てることが重要です。

お子さんの希望や適性を尊重しながら、内申点と学力の両面から志望校合格に向けて計画的に取り組みましょう。そして、何よりも大切なのは、日々の学習を積み重ねることです。焦らず、着実に前進することが合格への近道となります。

奈良県公立高校内申点一覧と偏差値一覧

奈良県高校偏差値・内申点表
高校名 コース 偏差値の安全圏 偏差値の合格圏 内申点の安全圏 内申点の合格圏
奈良高校 普通科 70 67 144 139
畝傍高校 普通科 68 65 144 139
郡山高校 普通科 67 64 139 133
一条高校 普通科 62 59 128 123
高田高校 普通科 62 59 128 123
奈良北高校 数理情報 60 57 128 117
普通科 59 56 117 107
国際高校 総合英語科 60 57 123 112
歴史文化科 58 55 117 107
普通科 58 55 117 107
橿原高校 普通科 58 55 117 107
生駒高校 普通科 55 52 112 101
桜井高校 普通科英語コース 58 55 117 107
桜井高校 普通科書芸コース 55 52 112 101
奈良県立大学附属高校 普通科(専願) 54 51 117 107
普通科(併願) 54 51 117 112
高田商業高校 商業 51 48 107 101
高円芸術高校 美術 51 48 107 101
デザイン 49 46 101 96
普通科 47 44 96 91
音楽 47 44 96 91
香芝高校 普通科 49 46 101 96
高取国際高校 国際英語科 48 45 101 96
国際コミュニケーション科 47 44 96 91
普通科 47 44 96 91
法隆寺国際高校 総合英語 48 45 101 96
歴史文化 48 45 101 96
普通科 47 44 96 91
奈良商工高校 観光 45 42 91 85
総合ビジネス 46 43 93 87
情報ビジネス 45 42 95 90
機械工学 43 40 91 85
建築工学 43 40 91 85
情報工学 43 40 92 86
五條高校 商業 43 40 92 86
五條高校 普通科 43 40 92 86
西和清陵高校 普通科 41 38 86 81
添上高校 スポーツサイエンス 40 37 82 77
普通科(人文探求) 40 37 80 75
普通科 39 36 79 74
奈良南高校 普通科 39 36 77 71
宇陀高校 普通科 39 36 77 71
大和広陵高校 普通科 39 36 77 71
生涯スポーツ 39 36 77 71
二階堂高校 キャリアデザイン 39 36 77 71
十津川高校 総合 35 32 75 69
山辺高校 普通科(スポーツ探求) 34 31 73 67
普通科(キャリア探求) 34 31 73 67
生物科学 34 31 73 67
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この記事を書いた人:金村繁伸(かねむらしげのぶ)

オンライン数学塾 SakuraMath 塾長★1歳半の息子の育児に奮闘中
大阪と奈良で15年以上にわたり1,000人以上の中学生、高校生に数学と英語を教え、トップ校、最難関国公立、私立高校への合格させた経験を持つ。これらの教育業界での経験を活かし、成績アップ、学校選択の記事、幼児教育についての執筆。読者の皆さんに役立つ情報を提供しています。
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