正直に解説!「個別教室トライ そら塾」どっちが我が子に合う?

子どもの成績が伸び悩んでいて、個別指導塾に通わせることを検討されていませんか?

特に「個別教室のトライ」に関心を持ったけれど、よく似ている個別指導の形態のオンライン版である「そら塾」の違いがわからず、どちらが我が子に適しているのか迷っていませんか?
この2つの塾は、実は運営形態から指導方法、料金体系まで大きく異なります。

本記事では、塾業界で20年以上の経験を持つ学習塾の塾長としての視点から、個別教室のトライとそら塾の違いを徹底比較します。運営会社の違い、指導体制、講師の質、料金体系などの要素を正直に解説し、お子さんのタイプ別におすすめの選び方までご紹介します。最終的には「我が子にはどちらが合うのか」という判断ができるようになるでしょう。

まずは基本的な違いを理解し、お子さんに最適な学習環境を見つけるための手がかりを得ていきましょう。

個別教室トライとそら塾の運営体制は?

「個別教室のトライ」と「個別指導のそら塾」。
一見すると同じようなサービスの塾に見えますが、その実態は大きく異なります。まずは基本的な違いを押さえておきましょう。

運営会社と展開のビジネスモデルを比較

項目 個別教室のトライ(直営校) そら塾
運営 株式会社トライグループ 株式会社スプリックス
上場 非上場企業 東京証券取引所 スタンダード市場上場
メリット
  • 指導方針や講師の質に一貫性がある
  • トライの教育理念が徹底される
  • 授業料が安い
  • 体験授業に参加すると入塾金が無料になる
デメリット
  • 展開スピードがフランチャイズより遅くなる可能性がある
  • 地域特有のニーズに柔軟に対応しづらい場合がある
  • オンラインでの学習のため臨場感は感じられない
  • インターネット環境が不安定な場合、ストレスを感じる

最も根本的な違いは講義の形態形態にあります。

そもそも個別教室のトライは、株式会社トライグループが直接運営する直営校であり、校舎に訪れて授業を受ける形式です。

一方、そら塾は東京証券取引所 スタンダード市場上場している株式会社スプリックスが展開している塾で、全国に500校舎以上展開しているノウハウを元にしたオンラインで授業を提供する形式になります。

このビジネスモデルの違いは重要な意味を持ちます。

個別教室のトライでは、トライグループが直接管理しているため、指導方針や講師の質に一貫性があります。教室長はトライの正社員であり、トライの教育理念に沿った運営がなされています。

一方、そら塾はオンラインでの授業形態になるため、対面で講師から講義を受ける形態ではないため、まずはこのオンライン授業に慣れる必要があります。
また、インターネット環境が悪いと回線が切れることもありストレスを感じることもあるでしょう。

大人_男_悩む

なるほどどっちも同じ個別指導で、リアルでの講義かオンラインでの講義の違い程度だと思っていました。
大人だったらどちらでもあまり気になりませんが、子供だとどちらの方が適しているかというのは体験してみないと分かりませんね。

指導体制の大きな違い:1対1 vs 1対2

項目 個別教室のトライ(完全マンツーマン指導) そら塾(1対1 or 1対2の個別指導)
特徴 先生1人が生徒1人を完全に専任で指導 先生1人が同時に1人、もしくは2人の生徒を交互に指導
体制 完全マンツーマン(1対1) 1対1 or 1対2の個別指導
メリット
  • 講師がお子さん1人に集中できる
  • 理解度や進捗に合わせてきめ細かな対応が可能
  • 適度に自習時間を設け、自主性が養われる
  • マンツーマンより費用が抑えられる可能性がある
デメリット
  • 費用が高くなる傾向がある
  • 生徒の自主学習時間が比較的少ない
  • 講師がもう一方の生徒に指導中は質問ができない
  • 完全マンツーマンよりきめ細かさが劣る可能性がある

もう一つの決定的な違いは指導形態です。

個別教室のトライは「完全マンツーマン指導」を行っています。つまり、先生1人に対して生徒1人という体制です。これにより講師はお子さんだけに集中して指導することができ、理解度や進捗に合わせてきめ細かな対応が可能になります。

一方、そら塾は「先生1人に生徒2人までの個別指導」ですので2人を同時に指導することも当然ありえます。
講師は交互に生徒を指導するため、一方の生徒を指導している間、もう一方の生徒は自分で問題に取り組むことになります。

この違いは実際の学習効果に直結します。

マンツーマン指導では「わからない」をその場ですぐに解決できます。
しかし、1対2の場合は質問したくても先生が他の生徒を指導中で待たなければならない状況が発生します。

特に質問することに抵抗がある子どもの場合、この違いは大きいでしょう。

全国の教室数と立地の特徴

教室数と立地にも特徴的な違いがあります。個別教室のトライは全国約650教室を展開し、主に駅前や商業施設など交通の便が良い場所に位置していることが多いです。

一方、そら塾はオンラインですので、外出することなく自宅にいながら首都圏有名大学在籍(卒業)の先生が中心のわかりやすい授業を受けることができます。に

大人_男_いいね

うちは子どもに中学受験をさせる予定だけど小学5年生までは、コスパ重視でそら塾に通わせて、受験生になる小学6年生からは、1秒も無駄にしたくないので、個別教室のトライに変更するのもありですね。

個別教室トライとそら塾の料金・コスパを徹底比較

塾選びにおいて避けては通れない料金の問題。両者はどのような費用体系になっているのでしょうか。予算と効果のバランスを考える上で重要なポイントを解説します。

オンライン個別指導のそら塾の料金体系と管理費

そら塾の料金体系は主に次の3つで構成されています。

  1. 入会金:11,000円
  2. 週1回コースの授業料

4,7,12,1,3月の授業料(月額・税込)
週1回コース
新小3〜新小6(60分) 5,800円
新中1・新中2 7,800円
新中3・新高1 10,500円
新高2・新高3 11,700円

5,6,9,10,11,2月の授業料(月額・税込)
週1回コース
新小3〜新小6(60分) 7,700円
新中1・新中2 10,400円
新中3・新高1 14,000円
新高2・新高3 15,600円

そら塾の特徴として、週1回コースでも月によって料金に差があるという点です。
その理由は講習や祝日などによって授業回数が少なくなる月はその分の授業料が減額されているためです。

また、1授業は80分ですが、小学生の場合、60分授業も選択できます。

多くの場合、月4コマの授業を受講すると小学生で約5,800円~7,700円、中学生で約7,800円~14,000円、高校生で10,500円~15,600円の月謝となります。ただし、これに管理費が加わることを忘れないでください。

個別教室のトライの料金体系

個別教室のトライの料金体系はより明確で、全国で比較的統一されています:

  1. 入会金:11,000円
  2. 授業料(120分授業×月4コマの場合):
    • 小学生:24,970円~
    • 中学3年生:33,770円~
    • 高校3年生:38,390円~

個別教室のトライでは管理費はありませんが、授業料自体がそら塾よりも高めに設定されています。これはマンツーマン指導という形態や、直営ならではの厳格な講師採用基準、120分という授業時間の長さなどが反映されているためです。

大人_男_やったー

もともと家庭教師にお願いする予定だったことを考えれば、ぜんぜん安い上に、子どもが『わからないところをその場で解決できるから嬉しい♪』と言ってくれているので納得しています。

こちらを見てください。
子どもの学習にかける教育費用です。

月額7万円以上かけている家庭も多いことが分かります。
ただ、教育費については家庭の収入、兄弟の数などによっても変わってくるのであくまで参考値としてお考えください。

教育費区分 人数 割合 分布
総数 20,830 100.0%
1万円未満 117 0.6%
1~2万円未満 790 3.8%
2~3万円未満 1,532 7.4%
3~4万円未満 2,220 10.7%
4~5万円未満 1,737 8.3%
5~6万円未満 2,752 13.2%
6~7万円未満 1,453 7.0%
7万円以上 9,065 43.5%
不詳 1,164 5.6%

注:1)1か月の子育て費用は、令和5年4月の1か月間に調査対象児の子育てにかかった費用である。

コスパを正直に比較:質と価格のバランス

単純な金額比較では、そら塾が安いですが、真のコスパを考えるなら授業の質や時間も考慮すべきでしょう。

項目 個別教室のトライ そら塾
指導人数 完全マンツーマン指導 1対1 or 1対2の指導形態
体制
  • 120分の授業時間(指導60分+演習60分)
  • 教室長はトライの正社員
  • 80分の授業時間(小学生は60分も選択可)
  • 首都圏有名大学在籍(卒業)の先生が中心
メリット
  • 講師がお子さん1人に集中できる
  • 自習室がいつでも使い放題
  • 他の習いごとや部活と両立できる
  • 先生と相性が合わない場合は変更できる
デメリット
  • 費用が高くなる可能性がある
  • 自主学習の時間が少なくなる可能性がある
  • オンライン授業が合わない可能性がある
  • 1対2の場合は他の生徒を教えている間は先生に質問できない

    お子さんの学習状況や目標によって最適な選択は変わります。

    例えば、基礎からしっかり学び直したい、短期間で成績を上げたいといった場合は、高くても個別教室のトライの方が効果的かもしれません。

    一方、ある程度自分で学習できる子や、予算を抑えたい場合はそら塾も魅力的な選択肢となります。

    個別教室トライとそら塾の講師と指導の質を検証

    塾の質を大きく左右するのが講師陣です。両者の講師採用基準や研修体制にはどのような違いがあるのでしょうか。

    講師の採用基準と研修体制の違い

    項目 個別教室のトライ そら塾
    特徴 トライグループの統一基準による厳格な採用プロセスと研修 研修期間(平均4~5日間)は近隣校舎(or本部)で授業
    体制
    • 書類選考、面接、模擬授業の複数ステップ
    • 定期的な研修や指導力向上プログラム
    • 一貫した研修システムと指導システム
    • 安心塾バイト認証制度を取得
    メリット
    • 講師の質に一貫性がある
    • 指導品質が高く保たれる
    • 年齢の近い先生が教えるので相性が合いやすい
    • 地方に居ながら都会の優秀な先生に会える
    デメリット
    • 採用基準が厳しく、合格率が低い
    • 柔軟な人材確保が難しい可能性がある
    • 新人の学生講師は当たり外れの可能性がある
    • 講師はスーツ指定ではないのでラフな印象を受けることがある

    個別教室のトライの講師は、厳格な採用基準を通過したプロフェッショナルです。トライグループの直営校として、統一された採用プロセスと研修プログラムが実施されています。講師には学生から社会人まで幅広く在籍していますが、トライが認定した講師のみが指導を担当します。

    講師の採用については、書類選考、面接、模擬授業などの複数のステップがあり、合格率は高くありません。採用後も定期的な研修や指導力向上のためのプログラムが用意されています。

    一方、そら塾の講師採用は、大学1年生や未経験から研修を受けて、デビューすることもあるため、講師の技量によって当たり外れがある可能性はあります。

    ただ、学歴の高い地頭の良い講師を採用している上に、研修システムと指導システムがしっかりしているため、大きくハズレの講師に当たる可能性は低いでしょう。

    また、どの塾にも言えることですが、どんなにベテランの講師でも最初は初心者です。
    そこから3ヶ月や半年も経つと立派な講師になります。
    だから、この点はそら塾だけの問題ではありません。

    むしろ、研修制度がしっかりしている分、安心と言えます。

    大人_男_やる気

    そら塾は定期テストや補習など、基本的な理解があやふやな子には向いており、個別指導のトライは、超難関校を目指す子が特定の科目をより強化したい場合に向いているかもしれないね。

    授業時間と演習時間の差異

    授業の構成にも大きな違いがあります。

    • 個別教室のトライ:120分授業(指導60分+演習60分)
    • そら塾:80分授業(小学生は60分)

    授業時間が、個別教室のトライが120分、そら塾が80分ですので、演習時間にも差がでるのは当然です。ただ、個別教室のトライの方が演習時間が長いため、学んだ内容の定着を図る時間が十分に確保されています。特に自宅での学習習慣が身についていないお子さんには、塾での演習時間が長い方が効果的でしょう。

    また、演習時間中の対応も異なります。個別教室のトライでは演習中も質問がしやすく、教室長や他の講師にも質問できる環境が整っています。そら塾の場合は、個別の生徒によって対応が異なるため、事前に確認することをおすすめします。

    トライ式学習システムとそら塾の受験指導ノウハウの特徴

    個別教室のトライは「トライ式学習法」を採用しており、以下のような特徴があります:

    1. 「わかる」から「できる」への2段階学習
    2. AI学習診断による弱点分析
    3. 復習重視の学習スタイル

    しかし、実施方法や徹底度には違いがあります。個別教室のトライは直営校として統一された指導方針と教材を使用し、トライグループが開発したAI教材や映像授業「Try IT」なども活用しています。

    そら塾は、全国に500校舎以上の学習塾を展開するスプリックス(東証上場)が運営する全ての学習塾サービスと連携しており、地域ごとの入試の傾向と対策データは豊富に蓄積されているため受験対策もバッチリできることが強みです。

    さらにそら塾では都道府県毎に専門の入試担当者を設置しているため、一人ひとりに合わせたきめ細かい受験指導ができます。

    口コミから見る「個別教室トライとそら塾の違い」の評判

    実際に利用した人々はどのような評価をしているのでしょうか。口コミから浮かび上がる両者の特徴を分析します。

    そら塾の「ひどい」という口コミをよく見ますが、その評判は本当か

    インターネット上では「そら塾 ひどい」という検索ワードが見られますが、その原因を実際の口コミから調査してみました。

    授業について

    講師一人に対し、2人の生徒を見ていたので60分の授業といっても一人に充てられる時間は実際30分程度です。別のお子さんを見ている間に問題を解かされれ、早く終わってももう一人の生徒さんが終わらなければ授業は開始されません。また、オンラインということもあり通信上の不具合が頻繁に発生します。その分の振り替え授業希望を出しても返信は2~3日後など対応は遅い。
    みん評

    事務局の対応について

    先生の対応は良かったのに、事務局職員の一方的な言い訳やレベルの低い対応に呆れました。人として最悪です。もっと社員教育しないと、客は離れていくと思います。退塾の話をした際も、強引に曜日を変えたらとか、これから通う塾は毎日行かなきゃないんですか?などと言われ、話していて何度も嫌な気分になりました。
    みん評

    授業について

    1人の講師に対して2人の生徒が授業を受けるという体制になっており、相手が説明を受けている最中にもう1人が問題を解くという形になっています。説明の声が丸聞こえになるので、その時に少しやりづらそうなときもありました。講師の方はとても熱心ですが準備が足りていないことがある点も気になりました。
    みん評

    マイナス評価の内容をまとめると主に次のような理由からです。

    1. オンラインということもあり通信上の不具合が発生するという口コミ
    2. 1対2指導の限界 「先生に質問したいときに他の生徒を見ていて質問できない」「待ち時間が発生する」といった1対2指導の構造的な問題を指摘する声
    3. 事務局の対応に関する不満として、連絡に対する返信が遅いという不満。

    しかし、良い評判も少なくありません。

    少人数制について

    気に入ったのが、オンライン講座でありながら、少人数制であるという事です。娘は引っ込み思案で、学校の授業でもなかなか質問できない様でしたが、そら塾では積極的に質問できているようで、苦手だった数学が、今や得意教科となりました。また、1教科に複数人の講師がいて、合わないと思えば、他の講師に切り替えられる点も気に入っています。実際、最初に受講した英語の講師の方が合わず変更したところ、こちらも成績がアップしました。受講料も近所の塾と同程度で、電車賃等を考えると、むしろ安いくらいで、とても助かります。
    みん評

    講師の対応について

    料金は他の塾と比較してそれほど安いとも思わず、かといって特段高いというわけでもない印象です。
    まず個別指導といっても1対1ではなく、1対2という形で授業が進められました。一緒に授業を受ける生徒が大人しい場合は集中して受けられていましたが、どんどん講師に対して質問を投げかける生徒の時だとやや気が散っている様子でしたね。息子も「1対1で授業が受けられたら良いのに」と言っていましたので、仕方のない部分かもしれませんが若干の不満要素でしょうか。
    講師の方はハキハキしていて質問にも誠実に回答してくれて、息子も信頼していました。特に試験が近くなると息子の質問の数も増えていくのですが、講師の方は一つ一つ丁寧に教えてくれていてありがたかったです。
    みん評

    コース選択について

    子供により良い学習方法を身に付けてほしかったので、このサービスを利用することにしました。オンラインで授業が受けられるということもありスマホがあれば自宅にいなくても外出中に勉強ができる点も気に入りました。私の子供も率先して授業を受けていました。最初は子供が授業に付いていけるか不安でしたが、学力によって自分自身に合うコースを選ぶことができましたし、好きな講師も選ぶことができたので、子供も前向きな気持ちで授業が受けられて本当に助かりました。分からないことがあれば気軽に質問できるシステムも良かったです。
    みん評

    そら塾のプラスの評価の内容をまとめると主に次のような理由からです。

    1. 少人数なので質問しやすいという口コミ
    2. 講師が分からない問題について誠実に対応してくれるという声
    3. 学力にあったコース選択ができるという口コミ

    特に「費用対効果が高い」「自分のペースで学習できる」「講師の対応が良い」といった点が評価されています。また、オンラインで授業を受けられるため、「夜に外出させずに済むのが安心」という口コミも多く見られます。

    ただ、講師との相性やオンライン授業の形態が合うかどうかは人によるので、必ず体験授業を受けることをおすすめします。

    個別教室のトライの良い評判と悪い評判

    個別教室のトライに関する口コミでは、以下のような傾向が見られます。

    【良い評判】
    • 完全マンツーマン指導による細かな対応
    • 講師の質が高く、指導力がある
    • 自習室がいつでも利用でき、学習環境が整っている
    • 短期間での成績アップに効果的
    • 講師が専任制で継続的に指導してくれる

      ある保護者は「内向的な子でも質問しやすい環境が整っていて、理解度が深まりました」と評価しています。また「進路相談にも親身に対応してくれた」という声も多く、学習面だけでなく進路指導にも定評があるようです。

      【悪い評判】
      • 料金が高い
      • 自分のペースで進めたい子には窮屈に感じることもある
      • 講師との相性によって効果に差がある

      中には「やる気のある子には向いているが、そうでない子には効果が限定的」という意見もあります。効果を最大化するには、お子さん自身のやる気も重要な要素と言えるでしょう。

      実際の合格実績と成績アップの効果

      両者の合格実績を比較すると、個別教室のトライは2024年度の実績として次のような数字を公表しています:

      • 大学受験:16,851名(https://www.kobekyo.com/course/high/)
      • 高校受験:19,752名(https://www.kobekyo.com/course/juniorhigh/)
      • 中学受験:2,444名(https://www.kobekyo.com/course/elementary/index-ab.html)

      一方、そら塾は学校の先取りと補習という学校の学習をしっかりおこなうという点を重視しているため評価指標が異なり、全体としての合格実績は公表されていません。

      成績向上の効果については、両者とも個別指導という特性上、集団塾に比べて効果的という評価が多いです。特に「つまずきの原因を特定し、基礎から理解できた」「苦手科目を克服できた」といった声が目立ちます。

      ただし、個別教室のトライの方が「短期間での成績アップ」「受験対策の効果」に関する評価が高い傾向にあります。これは完全マンツーマン指導と充実した演習時間の効果と考えられます。

      お子さんのタイプ別「個別教室トライとそら塾の違い」の選び方

      どちらの塾が適しているかは、お子さんの性格や学習スタイル、目標によって異なります。タイプ別に最適な選択を考えてみましょう。

      成績が特に気になる子に向いているのは?

      次のような特徴を持つお子さんには、個別教室のトライがおすすめです。

      • 集中力が続かない、注意散漫になりがちな子
      • 質問することに抵抗がある内向的な子
      • 学習の遅れが大きく、基礎からやり直したい子
      • 短期間で成績を上げる必要がある子(受験直前など)
      • 学習習慣が身についていない子

      完全マンツーマン指導では常に講師の目が行き届くため、集中力を維持しやすく、理解度に合わせたきめ細かな指導が可能です。また、質問することに抵抗がある子どもでも、マンツーマン環境なら講師が理解度を確認しながら進めることができます。

      木村さん(仮名・46歳)は次のように語っています:「娘は人前で質問するのが苦手で、1対2の塾では『わからない』と言えずにいました。個別教室のトライに変えてからは、講師との信頼関係ができて、わからないことをすぐに質問できるようになりました。おかげで苦手な数学の成績が上がり始めています。」

      自分のペースで学びたい子に向いているのは?

      一方、次のような特徴を持つお子さんには、そら塾が向いているかもしれません。

      • 基本的な内容の理解に不安のある子
      • 質問は必要な時だけでよい子
      • 他の生徒の質問を聞きながらどういった点に躓いているのかを吸収できる子
      • 部活や習い事との両立を希望する子
      • 予算を抑えたい家庭

      1対2の指導形態では、講師が他の生徒を指導している間、自分のペースで問題に取り組む時間があります。自分で考える力を育てたい場合や、あまり干渉されずに学習したい子どもには適しているでしょう。

      また、そら塾はオンライン個別指導塾なので自宅から外出する必要がなく、家でゆっくりしたい子や特に小学生の場合、夜に塾に通わせるのが不安な家庭にとっては重要な選択基準となります。

      渡辺さん(仮名・40歳)の例:「息子は自分で考えることが好きで、すぐに答えを教えてもらうより自力で解決したいタイプです。そら塾の1対2指導では、自分で考える時間が確保できるため、満足しています。また、家から出ることなく講義を受けられるという点も決め手になりました。」

      予算と効果のバランスで選ぶなら?

      限られた教育予算の中で最大の効果を得るには、お子さんの現状と目標を明確にすることが重要です。

      • 成績の向上が急務で、短期間での効果を求める場合:個別教室のトライ
      • 予算を抑えつつ、個別指導のメリットを活かしたい場合:オンライン個別指導塾 そら塾
      • 受験を控えていて確実な指導を求める場合:個別教室のトライ
      • 集団では質問しづらく、サポートが必要な場合:オンライン個別指導塾 そら塾
      大人_男_悩む

      なるほど~。個別教室のトライもオンライン個別指導塾 そら塾もどちらも一長一短だから、どちらかに決めるというよりも、両方、体験授業を受けてから決めたほうが良さそうですね。

      個別教室トライとオンライン個別指導塾そら塾の違いの総括:我が子に合う選択は?

      お子さんに最適な選択をするためには、以下のポイントを総合的に判断することが大切です:

      1. お子さんの学習スタイル 質問することに抵抗がある子、集中力に課題がある子は個別教室のトライの方が適しています。ずっと1対1で見られると逆に緊張する子はそら塾でも十分効果を発揮できるでしょう。
      2. 成績向上の緊急性 受験が迫っていたり、短期間での成績アップが必要な場合は、マンツーマン指導の個別教室のトライがおすすめです。長期的な学力向上を目指す場合は、コストパフォーマンスの良いそら塾も選択肢となります。
      3. 通いやすさ 特に小学生の場合、通塾の負担が少ない方が長続きします。お住まいの近くにどちらの教室があるか、オンラインで授業を受けることに抵抗がないかも重要な判断材料になります。
      4. 予算 教育にかけられる予算と期待する効果のバランスを考慮しましょう。単に安いからという理由だけで選ぶと、期待した効果が得られないこともあります。
      5. 体験授業で確認 最終的には、実際に体験授業を受けてみることが最も確実な判断材料になります。両方の塾で体験授業を受け、お子さんの反応や教室の雰囲気、講師との相性を比較することをおすすめします。
      大人_男_考える

      適度に見られながら勉強に打ち込むのが合うならそら塾、集中力が続かなさそうなら個別教室のトライ、という傾向はありそうだけど、どちらが子どもにとって合ってるかは分からないから、必ず体験授業を受けて、子どもの反応を見てから決めよう。

      最終的には、お子さん自身が「この塾なら頑張れる」と感じることが何より重要です。まずは無料体験授業を活用し、実際の雰囲気を確かめてみてください。両塾とも無料の体験授業を実施していますので、気軽に問い合わせてみることをおすすめします。

      なんとなくネットで調べて分かったつもりになって調べもせず決めるのが怖いところ。
      だから、お子さんの学習スタイルと講師との相性、目標に向かって学習しやすい環境がどれかを自分の目と耳でしっかり調べて、納得の行く選択をすることで、効果的な学習環境が整い、成績向上と合格への大きな一歩となるでしょう。

      まずは、無料体験授業を受けてみて、プロの教育アドバイザーに相談してみてください。

      金村繁伸の写真

      この記事を書いた人:金村繁伸(かねむらしげのぶ)

      オンライン数学塾 SakuraMath 塾長★1歳半の息子の育児に奮闘中
      大阪と奈良で15年以上にわたり1,000人以上の中学生、高校生に数学と英語を教え、トップ校、最難関国公立、私立高校への合格させた経験を持つ。これらの教育業界での経験を活かし、成績アップ、学校選択の記事、幼児教育についての執筆。読者の皆さんに役立つ情報を提供しています。
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