15.0417_1

かつては一般的にネットショップは22時前後が注文がたくさん入る時間帯と言われておりましたが、
今はどうでしょう?

ひょっとすると違うかもしれません。

でも、Google Analyticsのレポート画面では、
時間帯別の訪問数や時間帯別のコンバージョン率は分かりません。

それをカスタムレポートを使って調べてみましょう。

基本的なことですが、スマートフォンが普及している現状を考えますと、
PCとスマートフォンのデバイス別にデータを見て調べることが重要です。

まず、『PC(desktop)』の時間帯別訪問数です。

15.0417_2

意外にも12~16時の間が最も訪問数が多いようです。

次に、『スマートフォン(mobile)』の時間帯別訪問数です。

15.0417_3

こちらは明確に21~23時の間が最も訪問数が多くなっております。

では、各々のデバイスごとのコンバージョン率を掛けあわせて見てみましょう。

『PC(desktop)』の時間帯別訪問数 × コンバージョン率 です。

15.0417_4

こちらも意外ですが、22時の他、8時、18-20時が高くなっております。

『スマートフォン(mobile)』の時間帯別訪問数 × コンバージョン率 です。

15.0417_5

10時、12時、15時、20-23時が高くなっております。

これらのデータを踏まえ、
広告の出稿の時間帯を決めることが成果につながります。

また、広告だけでなく、ユーザーの行動分析にも使えます。

こちらのお店は購入者の8割が女性です。
それを考慮に入れて考えてみましょう。

すると、

『お昼時に確認』⇒『出社前、もしくは帰社後にPCで購入』
『空き時間と寝る前に確認』⇒『そのままスマートフォンで購入』

というパターンが見えてきます。

ここからペルソナ像を明確にすれば、
次の施策に結びつけることもできるでしょう。

カスタムレポートの設定の仕方は、以下のとおりです。
これはPCの平日の時間帯でのデータの取り方です。

15.0417_6

ぜひお試しください。

Googleアナリティクスをゼロから学びたい方はこちら↓
Googleアナリティクスの使い方 [実戦マニュアル]