Google Analyticsはサイトにアクセスしてくるユーザーの行動データを
収集してくれて、そこからアクセス解析を行い、マーケティングに役立てるツールですが、
それ意外にも色々と使い方があります。

今回は、ウェブマスターツールと連携させることで、
SEOに使えそうなキーワードの見つけ方を簡単にご紹介します。

例えば、こちらをご覧ください。

中部地方の某専門学校のデータです。
集客⇒キーワード⇒オーガニック検索

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こちらを見ますと、といいますかほとんどお見せできないのが、
心苦しいのですが、トップ10のうち、not providedを除く、
全てのキーワードが、専門学校名かその関連語、もしくは講師名となっております。

つまり、来訪される方の大半が、指名検索となります。

これだけ見ると、

『なるほど、指名ユーザーばかり多いので、
 他の専門学校を検討している人を引きこむのは難しそうだ。』

と考えるかもしれません。

しかし、こちらを御覧ください。
集客⇒検索エンジン最適化⇒検索クエリ

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こちらは、『来訪』はしてないが『検索結果に表示された回数』です。
具体的な講座名がズラッと並んでいるのが分かります。

つまり、潜在的なユーザーとなる可能性のある数が
相当数あることを表しております。

となると、この後は戦略の話に移ります。

1,実質的に来訪されないので無視して指名ユーザーのみを狙う
2,潜在的なユーザーに来てもらえるようタイトルとディスクリプションに工夫を行う

2の場合、更にその後、内部対策が必要となり、手間もかかりますが、
拡大戦略を取る際には外せない方向となります。

ぜひ一度ご自身のデータをご覧になってみてください。

Googleアナリティクスをゼロから学びたい方はこちら↓
Googleアナリティクスの使い方 [実戦マニュアル]