Googleアナリティクスのとっかかりでつまづき、いつまでも使えないという方を大勢見てきた。
何事も最初が一番、ストレスがかかるので、めげずにがんばってみよう。
Googleアナリティクスが迷う点
Googleアナリティクスを始めたばかりの初心者は、あれもこれも疑問だらけだろう。
なぜ迷うのかをそもそも考えてみた。
迷う理由1:カタカナ語だらけ
Googleアナリティクスに限らず、Web業界で使用する単語は横文字、カタカナのオンパレードだ。
しかも、ツールによっては意味が変わってくるというオマケ付き。
そりゃだれでも迷う。
特に初心者なら当然。
だから、まずGoogleアナリティクスではどういう意味のことなのかを理解しよう。
迷う理由2:機能がありすぎる
Googleアナリティクスは、基本的に上級者向けだと私は思う。
知りたい事柄を細かく調べることができ、結構カユイところに手が届く。
例えば、特定のリファラーからの流入ユーザーにセグメントをかけて、リピート数や閲覧ページを見ることも簡単だ。
しかし、裏を返せば、『できることが多い』=『覚えることもたくさんある』とも言える。
ドッと疲れが来そうだが、そういう時は『自社にとって必要な所だけを覚える』というスタンスで問題ない。
迷う理由3:本は網羅的に書かれている
初心者は、決してGoogleアナリティクスを詳細に解説してくれている本を読んではいけない。
なぜか。
Googleアナリティクスユーザーが実際に使用する機能か、そうでない機能かに関わらず、
全てを均等に説明していることが多く、実際はほとんど使わないような機能を理解するために悩むことになるため。
例えばeコマース機能の説明のページを読むと、わざわざ詳細にコードの書き方や、JavaScriptの解説や例外事項などが入ってくるところが多々ある。
それを見るだけで、おそらく頭が大混乱を起こしてしまうだろう。
しかし、そもそも、日本のECの場合、レンタルのショッピングカートを利用する場合がほとんどだ。
そして、それらの会社でメジャーなところは、eコマース機能に対応してくれている。
つまり、個々の会社ごとに個別の設定をすることなど、ほとんどないのだ。
ただ、自社でショッピングカートのシステムを作成する際は、必要になるのでそういったユーザー向けに網羅的に書かざるを得ないのだ。
※ショッピングカートの会社
例)Future shop2 (http://www.future-shop.jp/)
ショップサーブ(http://sps.estore.jp/)
カラーミーショップ(http://shop-pro.jp/)
Googleアナリティクスの初心者がまずすべきは、カタカナ語をしっかり理解し、
『覚える』ことだ。
Googleアナリティクスのカタカナ語を覚える!
Googleアナリティクスを使えるようになるには、まず基本的なキーワードと使い方をしっかり理解し、基本的な項目が分かるようになることが先決だ。
その中でも、よく質問を受けるいかの5つをしっかり頭に入れておこう
ユーザー
ある期間内にユーザーによる初めてのセッションが発生すると、セッション数とユーザー数はともに 1 回ずつカウントされます。その後、同じ期間内に同じユーザーによって新たなセッションが発生した場合には、セッション数は加算されますが、ユーザー数は加算されません。参考:
https://support.google.com/analytics/answer/1257084?hl=ja
簡単に説明すると、訪問した『人』の数ということだ。
厳密に言いますと、人の数ではなく、ブラウザの数のことだが、
初心者はまず、『人』の数で覚えよう。
セッション
セッション数は、サイトを訪問したすべてのユーザーにより開始された個々のセッションの数を表します。ユーザーがサイトで 30 分以上操作を行わなかった場合、それ以降の操作は新しいセッションと見なされます。サイトを離れたユーザーが 30 分以内に同じサイトに戻ってきた場合は、同じセッションとして扱われます。参考:
https://support.google.com/analytics/answer/1257084?hl=ja
あいかわらずGoogleの説明には、別途説明がいるぐらいややこしい書き方をしてくれる。
簡単に説明すると、訪問した『回数』ということだ。
では、ここでユーザーとセッションをセットで考えてみよう
山田さんが3回訪問
田中さんが1回訪問
佐藤さんが7回訪問
以上の場合、ユーザー数は『3』、セッション数は『11』となる。
ページビュー数
ページビューは、アナリティクス トラッキング コードを導入したサイトでページが 1 回表示されるごとにカウントされます。ユーザーがページを訪問した後でそのページを再度読み込んだ場合、ページビュー数は 1 つ増えます。ユーザーが他のページに移動してから最初のページに戻って来た場合も、新たなページビューとしてカウントされます。
参考:
https://support.google.com/analytics/answer/1257084?hl=ja
簡単に説明すると、閲覧した『ページの数』ということだ。
サイト内をぐるぐる見て回って、同じページをもう一度みてもページビューとして数えるよ、ということだ。
ページ別訪問数
レポートに示されるページ別訪問数では、同じセッションで同じユーザーが同じページを何度表示しても、1 回のセッションとして記録されます。ページ別訪問数は、そのページが 1 回以上表示されたセッションの数を表します。
参考:
https://support.google.com/analytics/answer/1257084?hl=ja
セッションがあって、ペービュー数があって、
また、出てきた同じような名前の『ページ別訪問数』
簡単に説明すると、
ウェブサイトへの1回のセッション中に、閲覧したページの数のこと、ただし、ページビューとの違いは、重複カウントはしないので、同じページを3回訪れても1回とカウントされる。ということだ。
閲覧開始数
閲覧開始数はセッションの最初のページビュー ヒットで加算されます。
参考:
https://support.google.com/analytics/answer/1257084?hl=ja
簡単に説明すると、
閲覧開始数というのはページごとでカウントされ、ある特定のページに外から入ってきた数ということだ。
分かったような、分からないような感じだと思う。
ここで例を出して解説しよう。
以下のとおりだ。
Googleアナリティクスは全部理解しようとしない!
ネットでGoogleアナリティクスの使い方を調べると、専門家の方が書いた複雑な設定や、カスタマイズ方法が目につく。
しかし、結論から言うと、初心者は全く無視して良い。
正規表現なんか知らなくてイイ
正規表現を知っていると便利だ。
それは間違いない。
しかし、正規表現を初めて目にした初心者の反応は手に取るように分かる。
『なんて難しいんだ。。』
と思うはずだ。
例えば、以下のようなタグだ。
^/.*/thanks\.html$
何を書いているかわからないと思う。
分からなくて良い。
初心者は、こういった表現の解説サイトが出てきた時は、読み流すべきだ。
こういう表現を理解しないといけない、という強迫観念がよりGoogleアナリティクスを難しく感じさせている原因だ。
まずは、メニューごとにどんなデータが見られるのかをしっかりと理解し、
横文字、カタカナ文字をしっかり分かるようになることだ。
eコマース機能やAPIの詳細設定なんて知らなくてイイ
上記でも簡単に書いたが、eコマース機能の商品名や価格の呼び出し方などは知らなくていい。
ショッピングカートを使用するのが大部分の日本のEC市場では、eコマース機能は、大部分のショッピングカートが対応してくれている。
だから、分からなければ、自分が使用しているショッピングカートの会社に質問すればよいのだ。
また、Google アナリティクス APIなども知らなくていい。
こういった内容は、はっきり言ってプログラミングなどの知識がないとできない。
まとめ
知っているに越したことはないが、全てを知ろうとすることがGoogleアナリティクスの敷居を挙げている大きな原因の1つなので、まずはバッサリと切り捨てて、基本的なことを理解して、覚えることに専念しよう。
ポイントは、『理解』するだけでなく、『覚える』ということだ。
また、分からない点を聞けるパートナーを持つことだ。
Googleアナリティクスは無料なので、頑張って自分で使えるようになりたいと思うその心意気は良いが、実際にゼロから独学で学ぶのはかなり大変だ。
ネットで調べながら学ぶにしても、非同期型の旧コードか、ユニバーサルアナリティクスのコードかで全然変わってくる。
そして、それらの情報が混在してネット上には上がっている。
書籍で読んで学ぶにしても、はっきり言って、もっと上手な説明方法があるだろう、
とツッコミを入れたくなるような書き方をしているものが多い。
そんな中でも私がオススメしている書籍がこの1冊だ。
入門 ウェブ分析論
初心者の自負がある方は、まずこの1冊を読んでみよう。
Googleアナリティクスをゼロから学びたい方はこちら↓
Googleアナリティクスの使い方 [実戦マニュアル]