おはようございます!

Web集客コンサルタントの金村です!

昨日、私の某友人から質問がきました。

『7/9-15までの間だけ、やたらと表示回数が伸びてるけどなんでか分かる??』

早速、Google Analyticsの検索クエリを見ると、
確かに7/9-15までの間だけ表示回数が異様に盛り上がっています。

14.0722_1

まず、対象期間を7/9-15に絞り、検索クエリを拾ってみました。

14.0722_2

どうやら“ゼリー”という単語での検索が飛びぬけて多いようです。

では、なぜこの期間だけ“ゼリー”での表示回数が多いのか??

この友人のお店は、特に食べ物を扱っているわけではないのになぜこんなに、
表示されているのか、興味を持ち、ちょっと調べてみました。

まず、Google Trend(https://www.google.co.jp/trends/)で調査。

14.0722_3

これだけでは分かりません。
期間を30日に絞り、再調査してみました。
※国を選択するところもありましたが、カタカナで“ゼリー”なんて調べるのは、
 日本だけだろうということで、今回は一旦無視しました。

14.0722_4

どうやら、“A”の地点で何かあったようです。
マウスポイントをAに当ててみます。

14.0722_5

『時事通信
 カルピスゼリー67万個回収=容器にカビーマルハニチロ』

お!これが原因か??

14.0722_6


2014年7月7日 月曜日
ゼリー:61

14.0722_7

2014年7月8日 火曜日
ゼリー:100
前日比166%

14.0722_8

ということで、
カルピスのサイトを確認すると。。

14.0722_9

2014年7月8日に発表がありました。

とりあえず、表示された原因は分かりました。

しかし、ここで2つ疑問があります。。

上記でも書きましたが、
食品を扱っているわけではないこの友人のお店が

・なぜ検索されたときに表示されたのか?
・どのページが表示されたのか?

そこを調査したくなりました。

Google Analyticsの検索クエリに戻り、
アドバンスフィルタを使用して調査してみました。

14.0722_10

グラフ下の『編集』を選択。

『一致』『検索クエリ』『完全一致』を選択肢、『ゼリー』と入力

『適用』をクリック。

すると、『ゼリー』に関してのみの結果が表示されました。

さらに、『エクスプローラ』直下の『表示回数』の横で、
『平均掲載順位』を選択。

14.0722_11

これで、『表示回数』と『平均掲載順位』がグラフに並列でならびました。
※濃いブルーが表示回数、
 薄いブルーが平均掲載順位

見ると・・
7/9-16の間だけ掲載順位が9-10位、つまり1ページ目に上がっておりました。

14.0722_12

これが検索されたときに表示された原因だったのですね。

では、最後の疑問。。

『・どのページが表示されたのか?』

これは、次回、ご説明いたします。

Googleアナリティクスをゼロから学びたい方はこちら↓
Googleアナリティクスの使い方 [実戦マニュアル]