かつては一般的にネットショップは22時前後が注文がたくさん入る時間帯と言われておりましたが、
今はどうでしょう?
ひょっとすると違うかもしれません。
でも、Google Analyticsのレポート画面では、
時間帯別の訪問数や時間帯別のコンバージョン率は分かりません。
それをカスタムレポートを使って調べてみましょう。
基本的なことですが、スマートフォンが普及している現状を考えますと、
PCとスマートフォンのデバイス別にデータを見て調べることが重要です。
まず、『PC(desktop)』の時間帯別訪問数です。
意外にも12~16時の間が最も訪問数が多いようです。
次に、『スマートフォン(mobile)』の時間帯別訪問数です。
こちらは明確に21~23時の間が最も訪問数が多くなっております。
では、各々のデバイスごとのコンバージョン率を掛けあわせて見てみましょう。
『PC(desktop)』の時間帯別訪問数 × コンバージョン率 です。
こちらも意外ですが、22時の他、8時、18-20時が高くなっております。
『スマートフォン(mobile)』の時間帯別訪問数 × コンバージョン率 です。
10時、12時、15時、20-23時が高くなっております。
これらのデータを踏まえ、
広告の出稿の時間帯を決めることが成果につながります。
また、広告だけでなく、ユーザーの行動分析にも使えます。
こちらのお店は購入者の8割が女性です。
それを考慮に入れて考えてみましょう。
すると、
『お昼時に確認』⇒『出社前、もしくは帰社後にPCで購入』
『空き時間と寝る前に確認』⇒『そのままスマートフォンで購入』
というパターンが見えてきます。
ここからペルソナ像を明確にすれば、
次の施策に結びつけることもできるでしょう。
カスタムレポートの設定の仕方は、以下のとおりです。
これはPCの平日の時間帯でのデータの取り方です。
ぜひお試しください。
Googleアナリティクスをゼロから学びたい方はこちら↓
Googleアナリティクスの使い方 [実戦マニュアル]